レベル1 国家資格の扉をたたく。
そうして、悩みに悩んだ末に30代半ばで専門学校を受験。
再び「青春時代」がやってくるのであります。(注:娘いはく)
専門での学びはとんでもない勉強量でして、とんでもなく白髪が増えたのは言うまでもありませんが、
とにかく楽しかった。
なんやかんやの前編で書いたプチサロンではずっと一人だったので、「学校」にいると誰かがいる。先生がいる。いつでもいる。どの教科にもいる。(当たり前なんだけど)ついでに言えば、母校はそれなりに力と人気と歴史ある学校でして、輩出している先輩方々には「ものすごいご活躍の方」が普通にゴロゴロいる。
そんな学校だから、世界を駆けまわる先生(恩師)も普通にそこにいる。
一つ強烈に覚えているのは、先輩方が凄過ぎるので、トレーナーとして担当しているオリンピック代表選手を招いて下さり、某スーパー選手が金・銀・銅メダルを普通に我々の首にかけて写真を撮ってくださるという「本物」感オーラで包み込んでくださったこと…(良い思い出)
脱線しました…。
話戻って、勉強を教えるのがものすごく上手な先生もいらっしゃる。
そんな中で知りたいことを聞きまくる質問魔だったのは言うまでもありません…。
誰より、先生をつかまえては、面倒くさいことを色々と質問していたと自覚有です。
本当に良い3年間でした。
つい先日も、そんな私の人生の半分くらいしか生きていない「同級生」の結婚式に、「友人」として参列致しまして、感無量…。親御さんたちとの方が断然に年が近いのは言うまでもなく…。
と、私の学生時代の話は、またそのうち自分の記録として書いておこうかなと思ったり思わなかったり…。
実は、この段階では「もう開業はいいかな…」と思っていたのも本当で。
もう、施術以外の責任を負ったり、面倒くさい確定申告に頭を悩ませたり、集客したり(これ大苦手)、お金の計算したり… 全然やりたくない。(笑)
それに、まだまだ子どもの受験も控えていたりなんだりで、それなりにいろんな問題も抱えていました。
正直、自分の冒険をするのは一旦ここでお休みだなと思ったのも本当です。
(3年学生やったし)
レベル2:新たな門出
よって、「就職」(だって、まだ、鍼灸師としてはキャリア積めてないし)を選びました。
…って!年増新人を時短ではありましたが(私が望んだから)社員として雇ってもらえる世界。勿論、オーナーがそれを良しと考えている方だったからでもありますが。
しかし、これが「技術職」「専門職」の可能性だと感心。
とりわけマッサージ師を持っているので、就職サイトなんかでは、引く手数多を実感する訳です。今も削除し忘れているために、ちょくちょく高月給リクルートメールが飛んできます→誘惑の魔の手(笑)
故に、大人になってから鍼灸マッサージの道を選んで頑張ってる方がもし、そこにいたのなら…。普通に就職できます。細かくこだわらなければ、ですが。
私の場合運よく自分より年上の社長・院長でしたので非常に助かりましたが、年下の上司のパターン、これは覚悟しないとなりません。
ついでに言うと、家庭持ちの中年女性を、新人として受け入れてくれない(と言わないけど、夜遅くまで働けないと煙たがられる)会社も当然ながら存在しています。
そんな「就職活動」を経て、私の「開業ストーリー」は一旦影を潜めるのでありました。
開業したいという心の火が灯るまで、
そう時間はかかりませんが。
続く…